科学史、音楽、露西亜、そして、、、

アクセスカウンタ

zoom RSS 論文を読み返すーあるいは、研究生活ってどんなものかー

<<   作成日時 : 2005/11/18 23:27   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 10月にうんうんうなって書いた論文は、まだ投稿してません。今日、二度目の推敲をした。細かい表現や全体における記述のバランスにもこだわりながら、印字した自分の論文に綿密に赤(黒ペンでやったけどね)を入れる。偉いぞ俺。
 自分の論文の校正は、いやでしようがない。最初に書き下したとき「まあいいやこの問題/表現はあとで検討するから」として先送りにしてきた諸問題といやでも向き合わねばならないからだ。さらに、自分の表現力・構成力・視野見識といったあらゆる面に関する無能さ加減も目にしなければならない。正直に告白するとこの作業、15ページほどある論文の半分ほどまでやった時点で疲れきって、今日は打ち切りにしてしまった。それぐらいつらい

 ところで文科系の研究者/大学院生って毎日何をやっているの? 理系と違って毎日大学で実験してるわけでもなさそうだし・・・ということに興味がおありの部外者の方(そんな人、この日記読んでくれるかな〜)のために、その活動をご紹介しましょう。思いつくままに、箇条書きにして列挙してしまいましょう

1.資料(歴史史料・研究書・研究論文など)を探す
2.資料を手に入れるために足を運ぶ、あるいはネット上をうろつく
3.資料をコピーする/買う/ダウンロードする(まれに、誰かからもらう)
4.入手した資料をファイリングし、読んだ気になる
5.読んだ気になってるだけではいかんので、たまには読んだりする
6.読んだ本・論文・史料に下線を引いたり、なるほどとうなったり、わからんよーと泣いたり、「?」と疑問視したり、何を抜かすかこの阿呆と罵倒したりする(もちろん内心で)
7.資料をもとに、うだうだと自分でいろいろ考える。場合によってはもてる思考力を総動員して考え抜く。
8.考えがまとまったら文章化する、時もある
9.研究発表を申し込み、発表する。そこで解説/議論する。
10.論文を書く
11.時には論文以外の文章(書評、エッセイ、アジビラ(?)など)を書くときもある
12.自分で書いた文章を直し、投稿する
13.見聞を広めるため、専門以外の本を読む。いろんな人の話を聴く。時事問題を考える。知人の、あるいは見知らぬ人のさまざまな言説を理解・解釈しようとする。音楽を聴く。
14.自分の専門分野に関する知識や私見を友人や先生の前で得々として披露する
15.専門分野を同じくする人の、あるいはそうでない人の、研究発表や講義を聴く。そこで議論する/質問する
16.「永久運動」しかねない脳みそを沈静化させるため、酒精を服用する。対人関係の円滑化のために、あるいは特に理由もなく成り行きで、これがなされる場合も、もちろんある
17.休息は必要だ。もう寝よう

 まだあったかもしれないが、こんなところだろうか。もちろん分野によって多少の違いがあり、一般化はできないが。こんな感じで傍目からは暇にみえる研究生活も結構多忙に過ぎていくわけです
 私の場合、上記の作業のうちで最も楽なのは言うまでもなく17項目、最も楽しいのが14項目、そして最も苦しいのが12項目、です。自分の文章を読み返すのはイヤダ、イヤダ。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
論文を読み返すーあるいは、研究生活ってどんなものかー 科学史、音楽、露西亜、そして、、、/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる