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zoom RSS 日露首脳会談

<<   作成日時 : 2005/11/21 19:56   >>

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 プーチン大統領が来ている。相変わらず日本側の報道は、北方領土関係で話が進展したかどうかばかりを問題にしている。日本政府の、また一般国民の関心もそれ以外にないのだろう。こうして日露関係は疎遠になるばかりか白痴化する。ロシアからみても日本はまったく単細胞な国のようにしか思えないだろう。やれやれ

 私自身の領土問題に関する意見はさておくとして、前から思っているのは、なぜ日本人はこの問題に対してやたらに自信満々なのだろうかということである。日本側の公式見解を歴史的に見直してみれば、その論理の粗雑さはわりと簡単にばれる。また、これが第二次世界大戦の経緯とその後の戦勝国主導による国際秩序の形成、ということに密接にかかわる厄介な問題ーさきの常任理事国入り問題にも効いてきているーをはらんでいることを、どれだけの人が気づいているだろうか。ロシア側が全面的に正しい、とは言えないが、こちらが全員胸を張って堂々と渡り合えるような議論でもない、むしろこっちが分が悪いかもしれないのだ、この領土問題は。
 日本側の説明のまずさおよび論理的矛盾については京都大学大学院の平岩貴比古さんがたいへん説得力ある議論を展開されているのでそちらを参照していただければと思います
 平岩さんの結論に関していえば、私は全面的に同意はしていないのだけど、、みんながよく知らなかったお役立ち情報が書かれています。

 私としては、北方領土問題はどうせ厄介なんだから、後回しにしてでも経済と人の行き来を盛んにしようよ、といいたい。中国との間にはできていることが、なぜロシアとの間ではなかなかできないのか。エネルギー資源のことひとつとっても、ロシアと仲良くしておくことにはうまみがありますぜ(あと多分、ミリタリー・バランスの問題に関しても)。大体ロシアは隣国なのに、大国なのに、しかも今は敵国でもないのに、こんなに日本人のロシアに対する関心が薄く、ロシア語もマイナーな言語と思われている、というのはちょっとおかしいですよみなさん。聞いてますかみなさん。

・・・
・・・ああ、やっぱりこのあたりについて何か言うと感情的になってしまうなあ。こんなに言うんだったら「うまみ」をもっと具体的に説得的に説明すべきですね。いつかやります、多分、いつかは

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父祖の地は海のかなたに
小泉純一郎首相は21日午後、ロシアのプーチン大統領と首相官邸で会談し、 日ロ間の最大の懸案である北方領土問題の打開へ向け、今後も粘り強く交渉を続ける方針で一致した。 ただ具体的な進展はなく、共同声明の作成は断念した。 日ロ首脳が相手国を公式訪問した際に、政治文書の署名を見送るのは異例で、 領土問題の進展は当面困難な情勢だ。 ...続きを見る
ケイおじさんの考え事
2005/11/21 21:46
北方領土問題にもっとご理解をいただけないですか
[日露首脳会談]北方領土問題で具体的な進展得られず日露首脳会談が行われ、小泉首相とロシアのプーチン大統領が北方領土について意見を交わした。 しかし、ロシアは相変わらず日本が主張している四島一括返還に対して首を縦に振らない。いろいろと争点をぼやかしてあいまい.... ...続きを見る
「感動創造カンパニー」ダスキン城北の部屋...
2005/11/24 14:05

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コメント(8件)

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トラックバックできなかったので、コメントしておきます。
あなたの言うことはほぼ当たっていると思います。島は戻りません。別な道を考えるべきでしょう。すでに考えているかも知れません。
ただ、僕は、その厄介な島の旧島民の息子なので、望郷の想いを残して死んだ父や祖母の気持ちを考える時、なにかもっと前に方法はなかったか?と思ってしまいます。すんません。
ケイ
2005/11/21 21:54
トラックバックできなかったので、コメントしておきます。
あなたの言うことはほぼ当たっていると思います。島は戻りません。別な道を考えるべきでしょう。すでに考えているかも知れません。
ただ、僕は、その厄介な島の旧島民の息子なので、望郷の想いを残して死んだ父や祖母の気持ちを考える時、なにかもっと前に方法はなかったか?と思ってしまいます。すんません。
ケイ
2005/11/21 21:54
ケイさん、コメントどうもありがとうございます
純粋に法と論理だけで考えればこの領土問題は日本のほうが旗色がやや悪そうです。そしてさらに、第二次大戦後現在まで綿々と続いている国際社会における力関係、のことを考えると日本の旗色はますます悪くなりそうです。こんなところが現在の僕の結論です
しかしこんな「結論」を聞かされてもケイさんのご親族には何の慰めにもならないでしょう。痛み入ります。1960年代以降は墓に参ることは許されるようになったと聞いておりますが(実態は知りませんが)、それまではほとんど交流がなかった、それどころか1956年までは戦争状態でもあった。こうした状況にみな翻弄されたわけですね。酷な言い方ですが、日露の人的交流は冷戦という条件を考えれば、ベストを尽くしてようやくあの程度だった、のかもしれません
金山浩司
2005/11/22 23:39
(コメントの続きです。500字以上のコメントはできないようです。なんてこった)
大戦そしてそれに引き続く冷戦の残した傷は今なお深い、ですね。おそらく世界中にケイさんと同様の無念を抱いている方がいらっしゃいます。ベトナムでも、ドイツでも、中国でも、そしていうまでもなく朝鮮半島でも。そうした負の遺産を認識し、解決に向けて動くことは、もちろんわれわれ若い世代にものしかかってくる問題です。
金山浩司
2005/11/22 23:43
どうやら100を踏んだようです。たしかめるために101も。。。こんなことってあ
るんですね。

さて、先日友人に聞いたのですが、宗谷岬あたりの町には、ロシア語の看板がちらほらあるそう。。。びっくりです。距離的にこんなに近いのに、なんで心理的にこんな遠いんだろうって思いますよ。この夏会ったロシア人とは、日本映画の話で盛り上がりました。最初はスパイと話してるような気分でしたが(彼らはほんとに用心深くみえる)、時間がたつにつれ、心を開いてくれたように思います。

では、またきます。
(と思ったら、十分前にメンテナンス開始してました。タイミングがいいんだか、わるいんだか。。。今後ともよろしくお願いします。と書いておいたものを後でアップしました)
hillbridge
2005/11/23 21:07
あっ、誰だかわかっちゃった。書き込み、どうもありがとう
北海道北部や東部に行くと、ロシアとの心理的距離感というのはまた違うのかもしれませんね。一度旅行してみたいです

ロシア人にはシャイだけど素朴でいい人が多いように思います。あくまで一般論、ですが
金山浩司
2005/11/24 11:38
ここの書き込みは初めてです。
僕は露西亜人とは話したことないです。
露西亜、行ってみたいです。
でも、しばらくは海外旅行はこりごりです。
そして、現在熱が出て死にそうです。
露西亜の寒さなら熱も冷めてくれるのかなぁ?
夢に出てきました。キグナス氷河。



・・・ああ、完全に頭おかしくなった・・・。
俺何かいてるんだろう・・・。
ドクターK
2005/12/01 20:43
大丈夫?
医者の不養生、ですか?
僕も実は今のどがはれてて体調よくないです。酒飲んでごまかしてますが^^
ロシア人に風邪ひいたと言うと、ウオッカ飲んで暖かくして寝ろ! と返されます 試してみてください。ウオッカなんてそばにないかな…
金山 浩司
2005/12/01 21:08

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