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zoom RSS 近況(まとめて) あと、歴史はなんの役に立つかという質問に対する回答の試み

<<   作成日時 : 2006/02/01 01:27   >>

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 数日間更新をサボってました。すんません
 29日は夕方まで都内某所でとある共同研究に関する会議。先生方の志の高さに圧倒される。すごくいい会議でありました。
 夕方からは友人たちが都内某所で誕生日祝いをやってくれた。こちらでもいろいろと話ができて、今年はいい誕生日が過ごせました。

 で、誕生日当日の30日は一日家にいてたいしたことはやっていない。誕生日が来る前にいろいろ考えすぎたのでいまさら特に感慨もなし

 31日は(つまり数時間前までだが)今まで延ばし延ばしにしてきてついに逃げ切れなくなった、翻訳の最終チェック。解題の文章表現に大幅に手を入れる。ほかにも訳注をつけないとまずそうなところがあり、まあそれらの作業は明日に回そう。
 ようやくこの翻訳も世に出るか、と思うと感慨深い。この翻訳、誰に頼まれたわけでもないが、スターリン期ソ連の知識人の活動(特に自然科学系の人々のそれ)が日本人にはあまり知られていない現状を考えると、これを知らせるのは、私自身の義務でもあろうと思っている。私なんかですみませんが

 上述の会議で印象に残っているのは某先生による、「大規模プロジェクト、つまり大きく金が動く共同研究は腐敗しやすいから充分気をつけねばならない。もとをただせば税金なのだがら、自ら監視を行うとともに国民に対する説明責任を忘れないように」という趣旨の発言である。深く首肯させられるおことばであった。科学論をやっている方にとっては、白楽ロックビル氏などが同様の趣旨のことをしばしば言っているようなのでおなじみの意見かもしれないが
 私自身、今まで国立大学の学部と大学院で教育を受け、大学の設備を有利な条件で利用し、日本学生支援機構から奨学金をもらい(奨学金はいずれ返還するが、この団体の人件費設備費などはおそらく公的な金から出ているだろう)、次年度からは学術振興会から奨励金をもらい、、と、国民の皆さんの税金を投入してもらって好き勝手な生活を送りつつ育ててもらってきた。説明責任はあるし、今すぐでなくともそのうち果たさねばならないだろう。
 歴史のような役に立たない学問に税金を投入する必要があるのか? という質問に対しては、「金にはならないし、直接世のため人のために役立つわけではないが、それでも間違いなく歴史は役に立つ。税金は投入されるべきである」と答えるだろう。しかし今のところこの答えは充分考え抜かれた論議ではなくて信仰に近いもので、「ではお前のやっている分野はどう役に立つというのか」と続けて聞かれたとき、理路整然と答えられるかは心もとない。申し訳ない。しかしいずれ、理路整然と答えてやります。たぶん。

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