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zoom RSS バクーニンを読み始める

<<   作成日時 : 2006/04/29 20:33   >>

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 大学図書館に行って、はじめてバクーニンに挑戦する(注)。まずはデビュー作といわれる「ドイツにおける反動」から。亡命中のバクーニンがフランス人になりすましてドイツ語で書いたというやつだ
 哲学青年だったバクーニンが社会活動家として産声をあげた作品、とか何とか解説には書いてあった。確かに最初三分の二ぐらいは哲学の論文みたいで、やたらに抽象的である。よもや具体的なことが書いてはおるまい、と思ってしまうし、解説にもあるように、そのせいで検閲も逃れえたのかもしれない。
 ヘーゲル哲学の用語がやたらにああだこうだともてあそばれている。ややスレた今の私から見れば「こんな哲学用語を使わなくても一言で言える事じゃん」と思うのだが、若書きゆえ晦渋を気取る性向が現れているのだろうか(これを書いたときバクーニンは20代後半で、私とほぼ同い年だ)。それともやはりこうしたことを言葉を尽くして言うことが当時の状況にあっては必要だったのだろうか。
 ヘーゲルに親しんだ人間ーということは19世紀前半当時のドイツやロシアの知識人層ーなら意図するところは細やかに分かったのだろう。私にはそんなリテラシーがないので読み落としているところも多々あるには違いないが、抽象的な言い回しの部分については今日でもそのまま通じる箇所が多い、と感じた。上述したように、一言で言ってしまえば「うじうじしないで動きださなきゃだめよ」という、まあわりと他愛もない単純なことが述べられているように思うものの。それを引き伸ばして数十ページにわたってアジれるのも一つの文才、か。

 ところで、この時代のものを本格的に読むためには(というか革命思想と今後も付き合っていくつもりなら)、やっぱりヘーゲル読まないといかんかなあ、と思ってしまった。『歴史哲学』を自己流に読んで、なんとなくわかった気になってはいるものの、『精神現象学』はちんぷんかんぷんで途中で投げ出してしまっている。ううむ


(注)「バクーニンが何書いてるか*****」、なんて駄洒落は口が裂けても言いません。

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