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zoom RSS モスクワで見つけた面白い「注意書き」二題

<<   作成日時 : 2007/09/16 04:33   >>

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 皆様いかがお過ごしでしょうか。私は本日浄水器を新しく買ったのでご機嫌であります。
 モスクワの水道水は、まあ、飲むと死ぬ、というほどではないが、かなり不味いもので、どうも信用できない。ために、浄水器は健康的な生活のためにどうしても必要である、ように思える。
 最近、今まで使ってきた浄水器のフィルターがきちんと働かなくなってきたのだが、今日暇を得てフィルターを買いに行くことができた。早速試してみたのだが、やはり、いい水でお茶やコーヒーを飲むと、味・そして飲んだあとにわいてくる活力、がぜんぜん違う、ような気がする。

 ところで、今日主に言いたいのは、「やはり健康のためにはいい水を飲むべきである」というテーゼではなく、モスクワで生活していると時々面白い「注意書き」に出会うことがある、ということである。
 新しい浄水器で濾したお茶を飲みながら、その説明書きを読んでいたのだが、その中に次のような文面を見つけた。「浄水器のフィルターは定期的に換えてくださいね」という文言のあとで、このように書いてあるのだ。
「ご理解ください、使用期限を過ぎたフィルターをつけた浄水器は、みかけは美しいけれど、役立たずの器具である、ということを」
 日本の電化製品の説明書きでは、このような、ちょっとしゃれた説明書きには寡聞にしてお目にかかったことがない。

 これを読みながら思い出したもうひとつの注意書きについて書いておく。
 寮から歩いて10分程度の場所に「若き親衛」出版社の本を売っている書店がある(すさまじい名前だが、これは昔の名残であって、別に怖い本を売っているわけではない)。そこの入り口に次のような掲示があるのだ。こちらはうろ覚えで、今正確に引用することはできないが、「本の返品・交換には一切応じません」と書いた後、次のように言う。
「本を買う前には、以下のことに十分ご注意ください。著者、出版年、出版社、本の題名が間違っていないか、あなたの家の図書館に同じ本がないか[強調は引用者]、ということに」
・・・
 きっと、書店のほうでも「買ったはいいが実はうちにあることがわかった。返品したい」という申し出に対して苦慮してきたのだろう。しかしまあ、「あなたの家の図書館に同じ本が」という表現には何とはなしの優雅さと余裕が感じられて、少し微笑ましくなった。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
さすが芸術の国。
注意書きにも芸術的センスが感じられますね。
ロシアの人々にとっては、こういう注意書きは普通なんでしょうか?
日本人が目にすると、思わずフッと笑ってしまいますね。
まるこ
2007/09/24 09:44
私自身は芸術的センスまでは感じませんでしたが^^、妙におせっかいで説教くさいばかりの日本の説明書きにうんざりしていたところなので、かなり新鮮で、楽しめました
金山浩司
2007/09/25 01:19

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