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zoom RSS 勢い張り

<<   作成日時 : 2008/04/21 21:38   >>

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 早起きして大学に行き、研究室にて論文草稿のチェック。昨日あれだけ直したのに、やはりというか、いろいろ出てくる。
 部屋に入ってきた先輩と話をする。この先輩の落ち度では全くないのだが、なんというか意気消沈。結局俺の仕事というのは、欧米や日本では極めて理解者も限られる、「浮いた」それに過ぎないのか、と思ってしまう。かといってロシア人の仕事の文脈に位置づけようとしても葛藤が生じる。欧米にも、日本にも、そして実はロシアにも、それぞれの支配的な研究動向には違和感を感じながら続ける研究生活。独創的とも言えるのだろうが、これがつらくないと言えば嘘になる。(とはいえ、その中で、ごく少数ながら私の仕事を真っ向から評価してくれる人もいるのはありがたいことであるが。)
 繰り返すがこの先輩の落ち度ではない。けれどなんだかがっくりきてしまった。研究分野を同じくするといわれる英語で書かれた二次文献に今一つ興味をひかれないようになって久しい(もちろん、自分のテーマに直結するものは別だが)。読みはしても、底がすぐに見えてしまうように感じるのだ、この感覚は、必ずしも英語で書かれたものに対するとは限らないとはいえ。もし、欧米の研究動向を常にキャッチし、それに敏感に反応しているのが望まれる研究姿勢なのだとすれば、少なくとも私は優等生ではない、ということだ。まったく。

 消沈しながら家に帰り、昼寝。寝不足もあって、二時間以上爆睡した。そのあと仕上げを施して関係方面に送付。自分を卑下はしないが、しかしやややけくその気分。

 上の話と直接の関係はないのだが(誤解しないでいただきたいのだが)、どうも対人関係―ことに初対面に近い段階での―においてナメられていると感じることは多い。もし謙虚でユーモラスな外観がそうさせるのだとすれば、もうすこし傲慢をかましたほうがよいのだろうか(これも変な話だが)? ここだけの話、人と話していて「まったく、こちらが下手に出ていればつけあがりやがって」という決まり文句が心の中で持ち上がってきたことは何度もある。これは他の人も同じで、世の中はそんなものなのか、それともこちらの被害妄想なのか、あるいは…

 『カラマーゾフの兄弟』を原卓也の訳で読み始めた。これについては、機会があったらまたいずれ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
論文でなめられなきゃいいんでないの?

たまに研究会なんかで、超偉そうな態度だけど実は投稿論文ゼロ、なんていう院生見かけるよね。話しているときになめられるかどうかなんて、ま、二の次だよ。

そういえば、とってもお世話になっているゼミの先輩が国立大の専任講師に就任した後に、学会に院生のときと同じような格好(スーツじゃなくてジーパン^^)で参加していたら、懇親会でとあるおっさんが「あなたはどこの大学なの? 何研究してんの?」などと上から目線で話しかけてきた。ところが、名刺を出したとたん、「あ、あああ、●●大の先生でいらっしゃいましたか!」と態度が豹変。

 その後2人で別の店にのみにいったときの先輩の一言。「人を見た目で判断する研究者にロクな奴はいねぇ」 まったくその通り。
ひら
2008/04/23 08:10
いや全くおっしゃる通りで。
気にせず、論文の量と質で勝負し続けようと思います(と言っても、研究者相手に「なめられている」と感じたことはほとんどないのですが)。
なんというか、この記事を書いた時には変な興奮状態にあったもので。もうこんな愚痴は言いません、ハイ。
kanay
2008/04/23 10:25

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