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zoom RSS iTunes Uの恐ろしさ

<<   作成日時 : 2009/06/05 02:57   >>

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 iTunes UなるWeb上のサービスをご存じだろうか。いや、もうよく知られているのかもしれないが、私は今日初めて知って、個人的にびっくりしているところである。これは、米国のいくつかの大学が主導しつつ進めているプロジェクトで、大学内で行われている講義やイベントのの音声や画像をiTuneに取り込める形でアップロードし、世界中に向けて無償で提供しようとするものだ。
 今渦中の人物(らしい)梅田望夫氏がコラムの中で紹介しているのを読み、早速UCバークレーの該当サイトを訪ね、たまたまもう載せられていた物理学史の講義(Cathryn Carsonによる)をダウンロードし、iPodで聴いてみた。
 おお、本当に講義が丸々ダウンロードできる。すごい。この先生、なかなかきちんと講義を組み立てているなあ。今後もしも大学で教壇に立つことがあるような時には、参考になるかも。英語の聞き取り訓練にもなるし。と、2-3時間にわたってその便利さを楽しんでいたのだが(自分の仕事からすっかり逃避して^^)、だんだん空恐ろしくなってきた。
 今後はだれでもネット環境さえあれば、これらの大学に無料で「体験入学」できてしまうのであり、しかも寝転がったままでも散歩しながらでも、講義が聴けてしまうのだ。惜しげもなく自らの持つ知的リソースを公開することを率先してかつ組織だってやるあたり、やはり米国の一流大学というのは大したものである(悔しいが、これは認めざるを得ない)。
 上述した梅田氏も力説しているように、今後知的生産の最前線に立ちプロフェッショナルな仕事をやっていこうとする人間にとっては、これらのツールを自在に使いこなしつつ自分の力を蓄えていけるかが、生き残れるかどうかを左右していくようになるのだろう。そして、知的リソースの惜しげもない公開という点で今のところ英語圏の知的社会のほうが(日本語圏よりは)圧倒的に自覚的であり先んじている、というのも事実であり、現状が続く限りは、英語の運用能力を身につけ向こうの社会に飛び込む(読み、聞き、そして書く)のが、知を獲得し発信するための一番の近道、ということになってしまう。
 そうなったとき、ある人が言うように「日本語は滅びる」のだろう。(おそらくはロシア語も…)ううむ。どうするべ。

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悲観しないでいいかも
http://itunes.uni-freiburg.de/ kanayVcさんがロシアから教えてくださった*1iTunes Uを探してみたら,Freiburg大学の講義も公開されていた.中を覗いていたら,ハイデガーの1957年の講演”Der Satz der Identit&#228;t”があったりする(”Rede des Monates”というコーナーの ...続きを見る
ねぎとろ丼日乗
2009/06/15 19:24

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