科学史、音楽、露西亜、そして、、、

アクセスカウンタ

zoom RSS おおカムチャッカ

<<   作成日時 : 2009/11/17 04:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

 ビーフストロガノフがまあまあうまく作れたのでご機嫌であります。皆さんこんばんは。

 こういうご機嫌の日にはたまにはロシア文化の紹介でも引き受けようかな、と思いまして、ペレストロイカ時代におおはやりだった(というかいまだにロシア人はみんな知ってるかもの)ロックバンド、キノー(Кино)の曲を一曲取りあげてみようかと存じますです。

 キノーのボーカル兼作詞者のヴィクトル・ツォイ(Виктор Р. Цой, 1962-1990)は実に様々な詩を書いていますが、カムチャッカ(Камчатка)はその中でも曲調や詩の内容の優しさ、という点では屈指の、名曲じゃないかと思います。彼自身がギターを弾きつつ歌っているライブ映像がYoutubeで見れますのでぜひ。

 ツォイには「最後の英雄(последный герой)」「血液型(группа крови)」「戦争(Война)」といった攻撃的でカッコいい曲がいくつもあって、それらも私は好きなのですが、ツォイのふと見せる優しさ、のようなものが垣間見れる「カムチャッカ」は私がキノーの曲の中で一番好きなうちの一つかも。

 ちなみに詩はわりに簡単、ではないけれどほとんど具体的内容がないということもあり、蛮勇をふるって以下に想像の試訳を掲載してみます。(私はツォイの詩集をなぜか持ってますので、それに依拠しまして、訳してみました。 多分的外れのところも多かろうと存じます お気づきの点ありましたら、ご遠慮なく、コメント欄でご指摘ください)
  
ああ、なんて不思議な場所、カムチャッカ
ああ、なんていい響きだ、カムチャッカ
でもお前はここにはいない
お前の船もここにはない
河も、橋も、もうここにない
馬はどこにいるのか

ああ、なんて不思議な場所、カムチャッカ
ああ、なんていい響きだ、カムチャッカ

俺はあそこで宝をみつけた
俺はあそこで恋をした
昔のことを忘れようかと思ったんだ
犬がいたよね、やつは星みたいにキラキラしてた
もう俺はあそこに戻ってこないんだよ、たぶん

ああ、なんて不思議な場所、カムチャッカ
ああ、なんていい響きだ、カムチャッカ

あそこでは俺は、
ひとも自分もないんだ
酔ってみるか、と思ったけれど、それよか第三の目がみつかったみたいだ

どうしたことか、全然身動きがとれない
とても歌いきれない

ああ、なんて不思議な場所、カムチャッカ
ああ、なんていい響きだ、カムチャッカ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ビーフストロガノフがうまくできたそうで、なによりです。それはともかく、今回はロシアのロックがテーマということで、つい反応してしまいました。私はロシアン・ロックに多大な関心を抱いているのです。
ただ個人的には、1990年に亡くなったヴィクトル・ツォイさんが、いまだにロシアン・ロックの代表格に祭り上げられている状況に不満をもっています。
ロシアのインテリにロックの話をもちだすと、必ずといっていいぐらい引き合いに出されるのがキノです。しかし、もっと凄いアーティストがいるだろ!と問い質したくなります。ソ連時代から活動していたロックバンドに限っても、ДКやГражданская оборонаの方が音楽的にも、文学的にも優れているような気がするのですが。
私にはキノがいまだに評価され続けている理由がわかりません。
Vodka Man
2009/11/18 03:26
ツォイがいまだに高く評価されているのは、ずばり、30歳を目前にして人気絶頂期に死んだ(しかも不審死)からでしょう(爆)
アーティストとしてはツォイよりももっと格上の人が出現しているのでしょうが、やはり個人史という外在的な要因が彼の人気・神格化の支えになっていると思います。ツォイって何だか人物像もちょっと謎めいていますしね。
いいロシアン・ロックがあったらぜひ教えてください。私、この分野に疎いもので…
KanayVc
2009/11/18 06:07

コメントする help

ニックネーム
本 文
おおカムチャッカ 科学史、音楽、露西亜、そして、、、/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる