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zoom RSS 学振PD選考結果

<<   作成日時 : 2009/11/05 00:35   >>

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 もう一週間前の話だが、来年度から三年間、学振PD(注)として採用される(面接免除で)ことが決定された、との知らせがあった。5月にせっせと申請書を書いていたやつである。三度目の正直。

(注)日本学術振興会特別研究員(PD)の略。平たく言うと博士課程修了後の若手研究者のための奨学金制度で、月々の生活費に加え研究費が支給される(額はこの業界の基準からすれば潤沢、といっていい)。期間中は研究に専念する以外の義務は基本的になく、研究テーマや場所の選択にも融通がきく。理系はともかく、人文社会系のポスドク連にとってみれば、日本国内にはこれ以上の好条件の奨学金はほとんどない、と思われる。

 しばらくここに書かなかったのは、書くべきか迷ってたからだ。私個人にとっては喜ばしいことには違いないが、多くの優秀な若手研究者―私が個人的に知っている人も含む―がこの時期に涙を飲んでいることを思うと、こうした公の場所ではしゃぐのもどうだろうか、とか。どのみちこの手の話は自分の周辺にはすぐ広まるものだから、告知するには及ばない、とか。自分の手柄の自慢話と受け取られるのはいやだな、とか(この手の選考はもちろん水ものであって、実力―そんなものがあるとして―とともに運に大きく作用される)。

 しかし、今回採択されるに至ったのには、このブログを見に来てくれる人々も含む多くの方々の物心両面にわたる支援におおいに預かっていることは間違いないので、この場を借りて感謝の意を述べさせていただくことにした。みなさまありがとうございます。今後はより一層精進し、研究成果をあげていく所存でございます。

 3年間という期間限定ではあるが、税金をふんだんに個人の研究のために使わせていただく、しかも仕事の進め方はおおむね自分の裁量に任される、というのは、ある意味、特権的貴族だな。高貴なる義務が自分に生じること、重々心に刻んでおきます(成果があげられなければ、市中引き回しのうえ鞭打ちをくらっても文句は言えない、と本当に思う)。
 と、これを皆の前で宣言しておくという意味でも、やはり今回このエントリーを書くべきだった、のだろう。

 来年から、日本読書界への還元という意味で、翻訳事業にも手をつけるかな(お薦めの面白い本があるのですよ)。まあ、もちろん自分のオリジナル研究が最優先なわけだが。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
採用おめでとう
ぱんだMT
2009/11/05 10:02
おめでとうございます!
かも
2009/11/05 19:35
おおパンダ発見

皆さんありがとうございます。たぶん今年は審査員との相性が良かったのでしょう。
金山浩司
2009/11/05 21:55
ぬわにぃぃぃ! それはオメデトウ! & 羨ましいなぁ・・・ & ロシアに行ったときは散々おごってくれたまへ!

私はB判定落ちでした。来年がラスト・チャンスだ・・・
ひら(Cl)
2009/11/06 15:19
私も一昨年、昨年はB判定落ちでしたよ。来年あきらめないで!
来年ぜひぜひモスクワにおいでください。おごりますよ。研究費でっ!
金山浩司
2009/11/06 18:50
あっ、上で最後に研究費でって書いたのはもちろん冗談ですよ 冗談ですってば旦那
金山浩司
2009/11/07 00:53
俺と呑むのが、なぜ研究と無関係なのだッ!? なぜ研究費で呑めんのかッ!?

(国境を越えた言いがかり) 
ひら(Cl)
2009/11/07 01:32
おー、おめでとー!
すごいねー。
とらのすけ
2009/11/10 01:17

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