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zoom RSS トレチャコフ美術館のレヴィタン展に行ってきた

<<   作成日時 : 2011/01/21 04:33   >>

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 トレチャコフ美術館の新館(20世紀以降の品々が主として展示されているほう)では、今、風景画家イサーク・レヴィタンの特別展をやっている。彼の生誕150周年を記念してのもので、ふだん同美術館の旧館に収められているものだけでなく、外国の美術館にあった彼の作品や、書簡などもあわせた、レヴィタン完全展、とでもいうべき大規模なものである。本日見に行った。

 レヴィタンといってもわが国ではなじみがないだろうが、19世紀末を代表するロシアの風景画家で、チェーホフとの親密な交遊などによっても知られている。写実的で手堅い画風ながら、пейзажа настроения ―心象風景画とでも訳せばよいのだろうか―とも言われる、静かでかつ屹然とした内面世界を投影したような絵によって、見る人を惹きつける、そうしたタイプの画家だ。
 以前トレチャコフ美術館本館に行った時、まああそこに収められているのは19世紀までの肖像画や風景画がほとんどで、正直私にとっては若干退屈だったのだが、それまでまったく知らなかった彼の画の前でだけは、目を見張らされる思いがしたものだ。風景画というものにまったく興味を持っていなかった(罰あたりで不教養な)私を虜にした画家であった。
 今回の展示では、20歳そこそこの若いころから晩年―彼は40歳の若さで亡くなっているのだが―に至るまでの、詩的で緻密で、寂寥感と具象世界を超えていくような雰囲気とを漂わせた名画の数々を堪能してきた。

 モスクワ在住の方(このブログの読者に何人いるかわからないが)は、3月20日までやっていますので、是非お訪ねあれ。月曜以外は、10時から18時半まで(木曜日はありがたいことに21時まで)入場可能です。

http://www.tretyakovgallery.ru/ru/calendar/exhibitions/exhibitions2160/

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