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zoom RSS ネットと言論の自由

<<   作成日時 : 2005/11/12 13:24   >>

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かつて冷戦華やかなりし頃、西側諸国はソ連には言論の自由がない、としてさんざん批判していた。これはよく知られたことだ
それに対してソ連のほうにも言い分はあった。西側諸国の言論の自由といっても、力のあるもの(ブルジョアや有力民族)が好き勝手にメディアを操作できる状態での自由など、まやかしに過ぎない。本当に言いたいことがある人の声は結局届かないではないか。すべての人に発言の平等を与えるためには、まずは階級のような力関係をなくさなければどうにもならない。

ソ連側の言い分は現在では大多数の人が忘れているか、忘れたふりをしているが、そしてそうなったのにはもちろんそれなりの経緯があるが、部分的には現在でもこうした批判の射程は生きている。さて、これだけインターネットが普及し、活字やマスメディアに拠らずともみなが言いたい放題言えるようになった状態は、ソ連がかつて西側諸国に突きつけた問題を自動的に解消してくれるであろうか? つまり、階級抑圧という問題をも取り払う、真の言論の自由が到来したといえるだろうか?

何年か前とあるバリバリの左の人とお会いして話したとき、その人はこうしたネットの利点を肯定し、力説していた。そのとき私は、そんなにうまくいくもんかいな、と思ったし、今でも多少そう思っているが、基本的にいい時代になりつつあるのかな、という感想はもっている。ネット上での言説などクズだらけで、その相手をさせられるのは多くの場合エネルギーの無駄だと、自分のことを思いきり棚にあげて思わないでもないが、それでも見せかけの自由のもとで意見が圧殺されるよりは100倍ましだ。
とはいえ、ここで問題になるのが、群集心理、衆愚政治へ向かう大衆心理の問題だ。ネット上も、真の民主主義が実現されているように見えて衆愚政治が行われているだけの場所なのかも知れず、こうした事態をどうしても見過ごすことができない。それでもなお、民主主義を信じる、か。

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