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<<   作成日時 : 2006/10/13 15:09   >>

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 おお、気がついたら13日の金曜日だ。

 更新していなかった10日間、個人的にも、世界でも、いろいろありました。
 個人的な出来事を挙げると、ホームパーティーをやったり、友人と日本の官僚制度について議論したり、医者に行ったらいまひとつ相手にしてもらえなかったり、授業が始まって、早速発表を引き受けてしまったり、といったことがあった。いろいろな本を読んでもいる。本来の自分の研究は先月末に論文を提出して以降いまひとつ、だが。
 医者に行ったら、というのは、何のことはない、胃の調子が悪いような気がしてきたので気になって、ということです。大学の保健センターに行ったら、問診だけあって、薬を渡されて、「まあしばらく様子見ましょう」とのこと。確かに症状はいまひとつはっきりしないのだが、ずいぶん軽く見られた患者だな〜と思いました、というような話を親にしたら、両親ともにえらく心配しだし、父が、来週にでも帰ってきなさい、自分の病院で(父は勤務医なので)診よう、とのこと。それはそれで、話が大げさなような気もする。さらに言うと、懐がさびしい今、交通費を捻出するのもつらいし、目的が目的だけになんだか少し憂鬱でもある。それに、今は胃の自覚症状もさほどないのだけど。
 しかし一方で、こういったところで両親を明快に安心させるのは、やくざなことをやっている放蕩息子の義務のようにも思う。私は存在そのものが彼らの心配の種ですからね。。というわけで、来週少し帰省します。
 ところで、先述したように今週から授業が始まったのだが、その授業、古くからあるややきたな目の建物のゼミ室でやられることになった。こうした教室で勉強するのは数年ぶりだ。大学3,4年のころ、主に語学の授業でこうしたくたびれたような教室によく入ったものだが、大学院進学以降は、こぎれいな建物で行われる授業しか経験していなかった。
 懐かしさと同時に、昔の気分を思い出した。学部後半から修士課程にかけて、切実に感じていた不安感を思い出した。青年なら誰しも感じるのかもしれないが、プライドと現状との乖離に対するいらだたしさ、将来に対する果てしない不安、自分の能力が見据えられない不安、そして私の場合、ちょっと変わった研究室に属していたこともあり、教室でもなんとなくアウトサイダー的な、周囲になじめない、仲間はずれの気分も味わったものである。こうした気分は、全般的に言えば今でも消えてはいないが、5,6年前のあのころ、もっと濃厚に感じていたような記憶がある。

 個人的な生活圏を離れた、世界でもいろいろなニュースがあったように思うが、私にとって一番ショックだったのは、首脳会談でもなく某国の実験宣言でもなく、アンナ・ポリトコフスカヤ女史が暗殺されたことだった。プーチン政権の非民主的的傾向や人権蹂躙を激しく告発する記事を多く書いてきた勇気あるジャーナリストが、鉛玉によって消されてしまった。
 ロシア社会は今でも、露骨な暴力の行使を含めた恐怖によって形ばかりの秩序を保つのに汲々とせざるを得ない社会なのだろうか。自由のなさなどよりも無秩序のほうをはるかに恐れるというロシア人の基本的性向に乗っかった社会が、プーチン政権の下で強化されている、ということだろうか。それにしても、なんという露骨さだろう!
 言論の自由の復活はロシアでは結局、無理なのか。憂鬱な事件だった。
 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
先日はどうもありがとう!楽しかったです。
途中で帰らなければならなかったのが心残りだけど。
何でも、みんなで泡盛を飲んだそうな?
おかげさまで何とか件の書類は出したけれど、どうなることやら。

胃は大丈夫?
駒場の保健センターは、うん、私もちっとも診てくれなかった経験があります。
喉が痛いといっているのに口を開けさせようともせず薬だけ出す、みたいな。
というか、お父様、お医者様なんだっけ? 実は初めて聞いた気がします。
(あるいは覚えていないだけかな〜)
ともかく、お大事に!
bass
2006/10/14 03:27
いやいやどうもどうも
先日は、bassさんの帰り際にさんざんからんでたような記憶が。どうも失礼いたしました。

胃は、良いんだか悪いんだか、よくわからない中途半端な感じです。気のせいだ、といえなくもなさそうだし。
保健センターでは、そのあたりの弱気な感じが見透かされたのかな。ひとしきり消化器に関するご高説を聞かされ、なるほどさすが大学に勤めるドクターだ、と、呆然としながら聞き入っておりましたが、診察の結果は「まあ薬渡すので様子見なさい」とのこと。なんだかなあ。
実家に帰るのは少し面倒くさいですが、重大な病気だったりしたら怖いので、検査、受けようと思います。
金山浩司
2006/10/14 14:48

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