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zoom RSS ワサビ入り韓国海苔と、砂糖大根に関する考察

<<   作成日時 : 2009/04/08 01:27   >>

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 昨日今日とやる気がおきない。一日中、呆けたように過ごしているばかりである。まあ、珍しいことでもないし、この状態が永遠に続くということもあるまいが。
 このブログでロシアの食糧事情のことでも書いて、気分転換を図ることにしよう。

 今日の夕食は、ご飯にレトルト味噌汁と、正しく日本人だったのだが、この間スーパーで買ってきた韓国海苔をご飯の供にしていた。しかしこの海苔、商品名が「シブキ」で、しかもワサビ入りなのである。韓国海苔に普通、ワサビは入っていないんじゃないだろうか。(私が知らないだけかもしれないが、そもそも、かの地の料理にワサビが使われているのを見たことがない。)あと、なぜ商品名が日本語っぽい―というか明らかに日本語だな、これは―のだろうか。これらは皆、韓国の人達に対して失礼なことではなかろうか。はなはだ釈然としない、そして自分が日本人であることで、罪悪感、とまではいかずとも、落ち着かない思いを抱えたままの食事をとったのであった。この海苔、まあ普通においしかったが。

 昼食には先日作っておいたボルシチを食した。ボルシチというウクライナ郷土料理を世界的に有名にしているのは、このスープがもつ鮮やかな赤色であろう。この赤色の素はなんだかご存知だろうか。砂糖大根、いわゆるビーツである(ロシア語ではスヴョークラといいます)。日本では北海道以外に作られていない(たしか)し、日本料理には―というか東アジアの料理には―登場しない食材だと思うが、北欧・東欧ではサラダやスープによく使われる。
 しかしまあ、この砂糖大根という野菜、改めて考えてみるに魅力に乏しいやつである。砂糖が搾り取れるらしいが、トマトのような甘みがそれ自体にあるわけではないし、ジャガイモのように調理法に富んでいるわけでもないし、もやしのような食感があるわけでもないし、玉ねぎのように刺激のある味でもないし、人参のように栄養に富んでいるとも思えない。ただ、寒い土地でも育つ、というだけが取柄のようなのである。
 ここからは私の仮説だが、ボルシチのようなスープのアイデアがどこから出てきたのかというと、この、いまひとつ中途半端で活躍の場に乏しい野菜の、よいところを何とかして引き出してやりたい、という東欧人の優しい(あるいは苦し紛れの)心遣いから、ではなかっただろうか。で、彼あるいは彼女が見出したこの野菜の特徴が、「赤い色がにじみ出やすい」という点だったので、長所かどうかは微妙だがとにかくこの点をスープに生かしてやれ、と思いついたのではないか。ボルシチというスープがなければとてもこの食材は面目を保っていられなかっただろう、と思うにつけ、この仮説が正しいような気がしてくるのだ。

 別にオチも何もないですが、今日のお話はそんなところで。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
韓国海苔、とりあえず、それはそれで非常にうまそうですね!!!
だいご
2009/04/08 05:20
う、うまかったです 心に浮かぶ疑問点をいろいろ飲み込みつつではありますが、食べることそのものは楽しめました。
モスクワなんぞでも海苔が簡単に手に入る、というのは、なんにせよ慶賀すべきです。まあ、多少値は張りますがね、やはり。
kanay@Vc
2009/04/08 06:42

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