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zoom RSS ゴーゴリとロシア語、その他

<<   作成日時 : 2009/06/30 00:49   >>

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 一昨日は久々に人に会いに、人文大学近くまで出かけてまいりました。新たな知り合いを増やすのには失敗したが、旧知の方々と楽しく歓談してまいりました。

 2年前に人文大学学生寮のすさまじいサヴァイヴ生活を共に乗り切った戦友である、19世紀ロシア文学研究者のAさんともお話しできた。ユーモアあふれるお人柄は相変わらず。いやはや、改めて思うが、2年前は随分とこの人に助けられたものである。
 このときゴーゴリあたりが専門であるAさんに教えていただいたのだが、ロシア語を現代の完成されたそれに持っていった功績はおおむねプーシキンにあり、ゴーゴリのロシア語はちょっと崩れた感じで、本人も自分の言葉の田舎くささを気にしていたそうだ。で、ゴーゴリの周囲にいる(これまたあまり正しいロシア語の使い手とは言えない)友人たちが親切にも(おせっかいにも)彼の作品に勝手に手を加えまくったおかげで、現代人が版の問題で頭を悩ますことになってしまったとか。面白いなあ。いや、酔って聞いた話なのであるいは誤ってお伝えしているかもしれないが。
 専門家の話というのはやはりためになり、面白い。世の中に専門家は必要であります!←ここ重要ね ひるがえって私自身は、専門家として人に面白いと思ってもらえる話ができる域に達しているのかどうか。

 ところでロシア文学がらみの与太話だが、米原万里のエッセイに、男性作家の色男度合いはその作品の長さに反比例する、という法則(?)が紹介されていた。ドストエフスキーやトルストイとチェーホフとを比べてみれば一目瞭然だとか。なるほど、D論をできるだけ分厚くしてやろうなどと息巻いている上に、ブログに長たらしい文章を書きつけている私はだから、いつまでたっても女の子にモテナイわけだな。

 Aさん曰く、「われわれインテリゲンツィアが読むべきは『蟹工船』なんかじゃなくて『道草』ですよ!」そんなものかと思って、帰宅後、青空文庫経由で数年ぶりに『道草』を読んでみた(結構素直なのである、私も)。まあ酔った頭で、半分ぐらいしか読んでいないのだが、確かに以前読んだときに比べて身につまされる度合いが向上しているような気がしないでもない。これが10年後だと、さらに共感できるようになるのかな。それにしても漱石、この小説を随分身を削って書いてますなあ。

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