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zoom RSS 『科学史研究』つまらない?

<<   作成日時 : 2009/06/16 02:52   >>

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 叉聞きのそのまた又聞きという感じではあるが、学術雑誌『科学史研究』(日本科学史学会邦語雑誌)に最近魅力がない、という声がある、といううわさを聞いた。

 ほう、過去3年間の間に私の論文3本(は言いすぎかな、2.5本)を掲載している同誌に対して魅力がないとは、なかなか挑戦的な言いぐさじゃねえか。最近っていうのはいつのことだよ! 
 ・・・というのはまあ、一応、冗談です。5年ぐらい前には私も同じようなことを非公式の場で叫びまくっていた気もするし、今でもまあ、そう言いたくなる気持ちはまあ、少しわからないでもない(ああ、言ってしまった・・・)。

 でもね、見たところ、同誌の魅力がないとしても、年長者の方々が思っているほど日本の科学史の先行きは暗くないと思いますよ。私のようなだれも興味なさそうな分野をつついている上に怠惰なへっぽこ研究者のことは措くとして、現在20代−30代の若手の中には、科学史の王道で今にいい仕事をしそうな人材が、確かに何人もいるわけだし。
 ただ問題は、有能な彼らが「日本の学術」に貢献してくれるか、だな。
 私自身は、日本語で学術研究ができて、日本語で学術的文章を書けばある程度知的な層の間でのいい反応がある、という状況を保持する努力はせねば、と思っている。こう見えても愛国者だし。なんだかんだいって日本語の書物で育てられてきたわけで、恩返しもしたいし。そのために、今後も論文や文章を日本語で(も)書いていくつもりであり、自分自身の日本語ももっと鍛えねばとは思っている。
 とはいえよもや、こうした理念を他人に強制するわけにもいくまい。

 日本語による科学史の記述など読む/書く必要がない、そう思わせられる時代が来ないように、せいぜい頑張りたいものではあるが、どうなることやら。第一線で科学史の研究に従事する人間が、日本語でも書いてやろうじゃないか、と思えるような状況は今後、保持できるだろうか。保持するにはどうすればいいだろうか。

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