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<<   作成日時 : 2010/04/05 03:07   >>

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・復活祭の日曜日は博論改稿作業。再提出を三週間後に控え、そろそろ本気で進めていかないとまずいのだが、後ろを振り返る作業であるゆえか、気勢が上がらないことこの上ない。ううむ。

・昨日は友人数人とともに、美術館見物とお茶。留学仲間から「ロシアという国に来て何か人生観が変わった、というようなことはありますか?」と尋ねられる。答えに窮したが、一つ言えるのは、モスクワと東京なんて大した落差はないのではないか、ということ。どちらも商業主義にたっぷり浸っており、体温の高い人間関係の網からは相当程度逃れることのできる、似たような大都市であり、国の差によるカルチャーショックはもちろんあるのだが、それははたして日本国内での大都会と田舎の落差ほど大きいものなのだろうか。あと、そんなにモスクワはほかの欧州の諸都市とは違うのか、という問題もある。私にはロシア以外の外国で生活した経験はないが、自分は特殊な国・都市で生活していると必要以上に思いこんだり、この国で生活する自らを妙に英雄視するような虚に陥らないように気をつけているつもりである。
 といったような受け答えをした・・・というのはウソで・・・できればよかったなあ。

・ロシア語の持つ難しさについても話題になった。上述したお方は発音の難しさを挙げていたが、私はロシア語は音声的側面に限ってみれば日本人にとって克服しがたい言語ではない、と思っている(実際、難しさをこぼしていたご本人を含め、日本人のロシア語の発音は総じて悪くはない(発声は別問題)。逆のことも言え、ロシア人の日本語話者の発音は、他の欧米人の日本語話者のそれよりも、悪くないような気もしている)。このあたりは見解の相違ですね。どう思います、ロシア語学習者な皆さん?

・他の留学仲間(こちらの大学の大学院生)からは、哲学のレポートを提出せねばならず呻吟している旨知らされる。痛み入ります。でも、ともかく入口の時点で全分野の学生に哲学を課し、最低限の知識と見識を身につけさせようとしているのは、―多分に形骸化しているようではあるものの、少なくとも理念と方向性としては―実は私はロシアの高等教育がもつ最大の利点だと思っている。
 前提も議論もなしに乱暴にはしょって言うが、去年の事業仕分けとそれに引き続く騒ぎや議論の混乱についても、ひいては大学受験・大学教育にまつわる悲喜劇についても、私は、日本の高等教育に哲学を教え込む契機が決定的に不足している(理系文系問わず)ことが大きな原因としてある、と考えている。これについてはいずれちゃんと言わなきゃ、ですね。

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